DHAの働きや効果を語る上で、知能指数というキーワードとは切り離せないものがあります。頭に効く成分として有名なDHAは、知能指数とどのような関係性を持っているのでしょうか。DHAの効果について見ていきましょう。

 

DHAの大きな効果とは

DHAの効果には血流改善効果、リラックス効果、アレルギー抑制効果などさまざまなものがありますが、中でも一番大きな効果と言われているものが記憶力、学習能力向上効果とアルツハイマー型認知症改善効果ではないでしょうか。
これらの効果が大変注目されており、DHAを配合した粉ミルクや子供用サプリメントの発売、またアルツハイマー型認知症の治療にも関わっています。
DHAと脳の深い関係関係

 

DHAと知能指数の関係とは

DHAは頭が良くなる成分として注目を集めています。
DHAは脳のバリア機能を通過することが出来る性質を持っているため、学習能力や記憶力の向上に直接働きかけることが出来ると言われています。神経細胞を活発にし、情報伝達物質の量を増やす効果があるからです。

 

DHAは主に青魚に多く含まれていますが、日本人の子供に知能指数が高いのは、古くからの魚を良く食べる文化や風習のおかげだとの研究発表もあります。

 

 

生活に溶け込んだDHA

DHAが知能指数を高くする、学習能力をアップさせることが出来ると言われるようになってから、さまざまなものにDHAが関わるようになりました。DHA配合の商品が豊富に販売されています。

 

お腹の中の胎児のうちからDHAの摂取が出来るようなプレママ用DHAサプリメント

  • 子供専用サプリメント
  • DHA配合粉ミルク
  • DHA配合おやつ
  • 食べることの多い身近な食品であるパンやヨーグルト

 

ニューロンとDHAの関係

ニューロンとはあまり聞いたことのない言葉ですが、神経細胞のことを指します。そんな神経細胞であるニューロンがDHAとどう関わっており、どのような働きをしているのかを考えます。ニューロンとDHAの関係性とは。

 

ニューロンとは脳の神経系の細胞を構成する神経細胞の一種。ニューロンは脳の中に数百臆から1000臆個単位で存在し、脳内の神経回路を作っています。情報の入力部分であるシナプスから情報伝達物質を取り込み、情報の受け渡しをします。シナプスは小枝のようにさまざまな方向に伸び、ニューロンに情報を輸送しています。

 

ニューロンの種類

ニューロンと呼ばれる神経細胞には3つの種類があります。

  1. 感覚ニューロン・・・主に皮膚などから受けた刺激を脳や脊髄に伝える役割
  2. 運動ニューロン・・・脳や脊髄からの刺激を筋肉などに伝える役割
  3. 介在ニューロン・・・ニューロン同士の橋渡しをし、ニューロンとニューロンの情報伝達を行なう役割

 

DHAとニューロンの関わりとは

DHAとニュ―ロンの関係性とはどのようなものなのでしょうか。それはDHAの働きに関係しています。DHAにはニューロンの働きを活発に、そして活性化させる効果があります。DHAは頭が良くなる成分などと言われることが多くありますが、ニューロンを活性化させることで学習能力の向上や記憶力向上に役立っていると言われています。

 

脳内関門

血液脳関門とは、脳にあるまさに関門と呼べる機能のことです。
DHAがなぜこのような効果や働きを持っているのかを考えるうえで、血液脳関門は欠かせないキーワード。そんな血液脳関門とはどのようなものなのか、そしてDHAとの関係性とはどのようなものなのしょうか。

 

血液脳関門とは簡単に言うと、脳のバリア機能と言われています。さまざまな物質が通る脳への通り道であり、そこで脳への有害物質がこのバリア機能によってシャットアウトされる仕組み。この仕組みを持っているのが毛細血管で出来た機構であり、この機構を血液脳関門と呼んでいます。

 

脳まで通過することの出来る物質が限られ、守られると同時に、さまざまな脳の病気の治療のための薬剤が、この血液脳関門のために効きにくくなるというデメリットも持っています。

 

血液脳関門の働き

血液脳関門の働きは、有害物質を脳まで通さないまさに関所のようなもの。血液中の物質を簡単に通さず、限られた物質のみその関所を通過することが出来ます。一種のバリア機能のような働きを持っています。分子の大きさによっての選別はなく、分子が小さくても通過できない物質や分子が大きくても通過できる物質などさまざまです。それらの物質を選別する役割も果たしています。

 

DHAと脳の深い関係関係

 

脳内関門とDHAとの関係性は?

DHAもEPAもどちらも不飽和脂肪酸であり必須脂肪酸。ともに青魚に多く含まれる健康に大変良いと言われる成分でもありますが、DHAだけが脳に効く、頭が良くなる成分などと言われるには理由があります。

 

 

DHAが血液脳関門を通過できること

 

血液脳関門を通過することが出来るため、脳に効果的に働くことが出来るのです。一方のEPAはこの血液脳関門のバリア機能に引っかかり、通過することが出来ません。

 

DHAと神経伝達物質の関係

神経伝達物質がどのように変化するかによって、DHAの働きや効果に差が出るこの成分。神経伝達物質とはどのような物質なのでしょうか。またDHAとの関係性についても見ていきましょう。

 

脳の神経回路を作っている神経細胞のひとつニューロンで生成されている神経伝達物質。神経伝達物質が放出されることで、さまざまな情報や感情、刺激などを伝える役割を持っています。神経伝達物質には数種類あり、大きく分けてアミノ酸系、ペプチド系、モノアミン系の3種類。この3種類の神経伝達物質は、さらに細かく分けることが出来、その分類によってさまざまな違った性格を持っています。

 

主な神経伝達物質

さまざまな神経伝達物質の中でも、特に有名な物質と言えばこの三つ。

  • ドーパミン
  • アドレナリン
  • セロトニン

聞いたことのある名前の物質もあるでしょう。

 

ドーパミンはやる気を出させる神経伝達物質で、積極性や活発性に大きな影響を与えます。

アドレナリンは闘争本能を刺激、興奮状態に導きます。

セロトニンはドーパミンやアドレナリンとは逆。気持ちを安定させ冷静で穏やかな状態にしてくれます。

DHAと脳の深い関係関係

神経伝達物質とDHAとの関係

DHAにはさまざまな働きと効果がありますが、学習能力や記憶力の向上に大きな影響を与えています。それはDHAが血液脳関門を通過することによって、神経伝達物質の分泌を活発化させることが出来るからだと言われています。神経伝達物質のが活発かされその量が増加すると、情報伝達能力がさらにアップし、それらの能力がアップすることで神経細胞を活性化させることが出来ます。